popは、イベントやパーティーなどで使いたいという場合もありますが、その一方で、もう少し長く使えるものを作りたいということがあります。例えば、商品のpopなどで、すぐに変更するものではなく数か月同じものを使いたいという場合です。そうなるとより上質な紙で、長く使える加工が必要になります。
通販の印刷会社では、オプションとして様々な加工方法を選べるようになっています。光沢ラミネート加工なら、印刷した文字や紙があせることなく、長く利用できます。穴あけや抜き加工というオプションを選ぶと、印刷物に穴をあけることができます。
硬めの素材も印刷できる
自宅では、どうしても印刷できないものはたくさんあります。その一つが、硬い厚めの紙に印刷したい場合です。例えば、アクセサリーなどを買う時に、イヤリングやピアスを固定している、アクセサリー台紙があります。アクセサリーの大きさにもよりますが、ある程度の重量を支えることができる紙厚が必要です。pop印刷の業者であれば表面にエンボス加工が施されたエスプリ紙を使った印刷が可能です。商品名やブランド名を印刷すると、よりオシャレな仕上がりになります。
手にした感じも、紙のような質感ではないので高級感もあり、アクセサリーをさらに引き立てる役割を果たしてくれるのです。加工オプションを組み合わせて利用することにより、他とは違うオリジナルの雰囲気を作ることができます。
発注前に確認すること
アクセサリーの台紙などへの印刷は、触ったときの質感や手に持ったときの雰囲気も大切なポイントです。インターネットを使って通販で注文する場合、実際のものを見ていないので、状態を確認することが難しいのではないでしょうか。そのため、ほとんどの会社で、pop印刷のサンプルを依頼できるようになっています。
特殊な加工やオプションを使った加工は、無料サンプルがない場合が多いので、一つ発注するというカタチで、手元に一つ商品を送ってもらうことができます。
実際に触って、加工の状態や雰囲気を確認します。そのうえで、大量に発注するかどうか考えるようにすると安心です。サンプルを発注するには、納期に余裕があることが条件なので、最初の発注をなるべく早く行うようにし、検討に時間をかけることが大切です。発注してからの納期、発送にかかる日付もよく計算して、余裕をもって発注するようにします。